定年後に必要な老後の生活資金

年金以外に安定した収入がなくなる老後に、不安を感じる方も多いでしょう。
そんな不安を解消し、ゆとりある老後をむかえるためには、自助努力をする必要があります。
会社を定年した後の生活資金は、公的年金・企業年金と個人の貯金等によってまかなうことになります。定年後の生活や資産設計については、みなさんの家族状況やライフスタイルなどに応じてあらかじめイメージしておく必要があるでしょう。

日本は世界有数の長寿国

平成16年の簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男性が78.64歳 、女性が85.59歳となっていて、日本はまさに世界有数の長寿国です。
単純に計算すると男性が定年後60歳の時点では約19年、女性は約26年もの長い人生が待ち受けていると考えられています。

老後の日常生活費

平成16年家計調査年報によると、世帯主60歳以上の日常生活の生活費は25.3万円です。
平成15年度の生命保険に関する全国実態調査では、夫婦の老後に必要な生活資金の月額は27万円となっています。
また、老後の最低日常生活費と ゆとりある日常生活費を尋ねた意識調査では年収が高い世帯ほど、老後生活費もかなり高額となることが分かります。

世帯税込年収 老後の最低日常生活費
(月額)
ゆとりある日常生活費
(月額)
300-500万円 23.6万円 36.6万円
500-700万円 24.2万円 37.7万円
700-1,000万円 25.9万円 40.0万円
1,000万円以上 28.7万円 46.1万円

( データ:生命保険文化センター 平成16年度「生活保障に関する調査」)

老後は住宅ローンや子供の教育・扶養費用などが不要になり生活費は下がるでしょうが老後の生活水準を現役時代より下げるのは困難です。

 

 

 

老後に備えるマネー計画

 

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